犬種の選び方アドバイス【 ビーグル・ブリーダーズ 】

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ライフスタイル別の犬種の選び方アドバイス

ライフスタイルに合った犬種選び

犬種の選び方 ここを見に来てくださった皆さんは、きっとこれから犬を飼いたいと
思っている方が多いのではないかと思います。

初めて犬を飼う方、すでに犬を飼っていて2頭目、3頭目を考えて
いる方、今はまだちょっと無理だけど、いつかは飼いたいと思って
いる方などなど・・・

犬との関わり方は皆さんそれぞれ違うはずです。

そして、一緒に暮らしたいと思う犬種についても、人それぞれの
好みがあり、選び方もいろいろ。

町で見かけたお散歩中のワンちゃんに一目ぼれして、あの犬を
飼いたい!と思った方もいるでしょう。

親しい友人が飼っている子と何度も遊ばせてもらい、自分も同じ犬種の犬を
飼いたいと考えたり、雑誌や本の写真に心奪われたりすることもあるでしょう。

ふと立ち寄ったペットショップで、店頭に置かれていた子犬がどうしても気になって
・・・ついつい衝動買いしてしまったなんて話もよく耳にします。

でも、ちょっと待って!

どんなケースであっても、1度飼うと決めたら、その子はあなたにとって、大切な家族となります。
そして、その新しい家族は、その後10年以上も一緒に暮らすパートナーとなるのです。

犬にはたくさんの種類・・・つまり犬種がいます。
それぞれの犬が、人々の生活に役立つようにと、いろんな用途に合わせ、作られてきました。
その用途に合わせて、その犬種の特徴があり、それによって性格や暮らし方も様々なのです。

人と人との暮らしにも相性があるように、人と犬との暮らしにも相性があります。

言葉というコミュニケーション手段を使っている人同士でも、
何年も一緒に暮らすのはとても大変なことです。

まして、犬は話ができないのですし、生活のすべてを飼い主さんに依存して生きていきます。

だからと言って、飼い主さんが犬のために生活のすべてを合わせることはやっぱり無理ですよね。
飼い主さんには飼い主さんの、生きるための暮らしがあるのですから。

犬との関わり方が人それぞれなように、犬とどう暮らしたいのか、どう暮らせるのか?
・・・それもまた人によって千差万別、いろいろあります。

飼い主さんのライフスタイルや環境に合わない犬種を、衝動的に迎えてしまうのは、
人にとっても犬にとっても、非常に不幸なことです。

場合によっては、せっかく迎えたワンちゃんをどうしても飼いきれなくなって、
手放さなくてはならない状況に追い込まれてしまうことだってあります。

人の勝手な理由で捨てられたり、持ち込まれたりする犬や猫が、
全国の保健所にはたくさんいるのです。

そんな不幸な結果にならないよう、犬種の選択も含めて、パートナーは慎重に選びましょう!

ここでは、飼い主さんのライフスタイルに合わせて、お勧めの犬種をご紹介しようと思います。



ライフスタイルを見直しましょう

犬種の選び方犬を実際に購入する前に、ご自分のライフスタイルをもう1度見直
してみましょう。

自分の生活が犬との暮らしに向いているのか?
どんな犬なら飼えるのか?

飼いたい犬と飼える犬が、必ずしも一致しない場合もあります。

飼ってしまってから、こんなはずではなかったと後悔しないため
にも、ライフスタイルに合った犬種選びはとても大切なことです。


1.住環境は?

今住んでいるお家の環境はどんなものでしょうか?

周囲に自然がいっぱいあって、広い敷地の一軒家でしょうか?
それとも、都会の中のマンションでしょうか?

ペットの飼える環境であることはもちろんですが、
その周囲の環境によっても飼える犬種は変わってきます。

都会の中でも、すぐそばに大きな公園があったり、自由に遊ばせられるドッグランがあるなど、
十分な運動をさせてあげられる恵まれた環境もあるでしょう。

静かな田舎暮らしであっても、静かだからこそ吠える声が気になることもあるでしょう。


◎十分な運動ができる環境ならば・・・

多くの運動量を必要とする大型犬でも飼うことができますね。

例えば、ボーダー・コリーシェルティなどの運動好きな犬種や、
アフガン・ハウンドボルゾイサルーキーなどの大型犬も良いかもしれません。


◎都会の集合住宅など、周囲への気遣いが必要な環境ならば・・・

やはり臭いや無駄吠えが気になるところです。

動物を飼う以上、多少は目をつぶらなくてはいけませんが、できればおとなしく
あまり吠えない犬種か、吠えてもそれほど気にならない犬種が良さそうです。

スペース的に余裕があれば、
意外と大型犬の方が穏やかでおとなしい性格ということもあります。

ゴールデン・レトリーバーラブラドール・レトリーバー
バーニーズ・マウンテンドッグなどがおすすめです。

また抜け毛や臭いなどが気になる方は、シングルコートの犬種
・・・トイ・プードルマルチーズパピヨンなども良いでしょう。

体が小さく、吠えてもさほど気にならないチワワなども向いているかもしれません。

ただし、吠えるかどうかについては、非常に個体差があり、おとなしい犬種といわれていても、
個体によっては無駄吠えが多いこともあります。

生まれてから育った環境や両親から受け継いでいる性格などもありますので、犬を迎える際は、
しっかりとしたブリーダーにきちんと相談して、慎重に子犬を選ぶようにしてくださいね。


2.時間的余裕は?

犬との暮らしに、どのくらいの時間を割くことができるでしょうか?

犬を家族に迎えることによって、たくさんの喜びや幸せを運んでくれるものです。

でも、その犬のお世話などを、当然やらなくてはいけません。
食事や排泄の世話はもちろんですが、毎日のお散歩や、場合によっては
しつけやトレーニングが必要なこともあるかもしれません。

それらの時間が十分取れるのかどうかも、犬種選びのポイントになります。


◎一人暮らしや共働きなど、留守がちな方には・・・

犬は本来、群れで暮らす動物です。
たった一人長時間の留守番が必要な環境は、犬を飼うのに適した環境とはいえません。

でも、朝や夜、休日などにしっかりとコミュニケーションを取り、犬との絆を作ることによって、
メリハリのある良い関係を保つことも十分可能です。

このような環境で犬を飼うならば、我慢強く温厚な性格の犬種が向いているでしょう。

例えば、大型犬ならゴールデン・レトリーバーラブラドール・レトリーバーなど。
小型犬では、パグフレンチブルドッグシーズーなどがお勧めです。


◎時間たっぷりのシルバーエイジの家庭では・・・

実際には年代やその方の体力などによって変わってきますが、
やはりお手入れが簡単で、運動量もそれほど必要ない犬種が向いていると思います。

できるだけ静かにのんびり暮らしたいという方は、
あまり元気が良くて活発な犬種は向かないでしょう。

おすすめは、シーズートイプードルマルチーズポメラニアン
パグボストンテリアなどの犬種です。


3.家族構成は?

共働きや一人暮らしの場合について、すでにご紹介しました。
ここではお子さんがいる家庭の場合について考えて見ましょう。

お子さんと言っても、年代は様々ですが、特に小さいお子さんがいる家庭の場合は、
より慎重なパートナー選びが大切になります。


◎小さい子供がいる場合では・・・

小さい子供がいる家庭で犬を飼う場合、やはり忍耐強く、穏やかな性格の犬種がお勧めです。

子供が小さいと、つい小型犬に目が行ってしまいますが、
意外と大型犬の方が穏やかで忍耐強い子は多いようです。

例えば、ゴールデン・レトリーバーラブラドール・レトリーバーなどですね。

盲導犬としても活躍している犬種ですので、その忍耐強さや我慢強さはお墨付きと言えるでしょう。

ただし、これらの大型犬は、十分な運動量を必要としますので、小さいお子さんを育てながら、
その時間を確保できるように、他の家族の協力が不可欠かもしれません。

小型犬であれば、シーズーキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなども良いでしょう。

また、訓練性能の高いトイ・プードルパピヨンなども、きちんとしつけができる方であれば、
子供と上手に暮らせるように教えてあげることが可能です。

それから、一緒に暮らすことになるお子さん自身の性格にあった犬選びも重要になります。

犬がちょっぴり苦手でおとなしいお子さんには、元気が良すぎる子犬はトラブルの元になります。
逆に、犬が好きで、ついついかまい過ぎたり、乱暴に扱ったりしてしまう可能性があるお子さんの
場合は、子犬の性格が弱すぎると犬のストレスが大きくなり、防衛本能が攻撃に転化するなど、
別の問題が発生することもあります。

できれば、子犬の性格を十分把握し、迎えた後もしっかりとサポートをしてくれるようなブリーダー
から子犬を迎えると良いでしょう。


◎アレルギーの家族がいても飼いたい場合は・・・

本来はアレルギーがあることがわかっているのに、新たに犬を迎えるのはおすすめはできません。

特に犬が原因のアレルギーがある場合は、症状が酷くなると手放さなくてはならない状況に
追い込まれる可能性が高くなりますし、実際に病院でそのように指導されることも多いようです。

病院でアレルゲンを特定する検査を受けることができるので、アレルギー体質の家族がいる場合は、
まずその検査を受けて、きちんとその原因になる物質を特定しておきましょう。

犬が原因のアレルギーではなく、犬を飼っても大丈夫なことがわかっても、アレルギー体質の家族
がいると犬の抜け毛などが気になります。

そのような方には、シングルコートで抜け毛が少ないマルチーズトイ・プードルがおすすめです。

また、体の一部にしか毛がないチャイニーズ・クレステッド・ドッグという犬種もいますが、
まだ数が少なく、手に入れるのは少し難しいかもしれません。


4.犬と一緒に何をしたい?

最近は、犬と泊まれる宿泊施設も増えましたし、ドッグカフェなども非常に多くなってきました。

ただ家庭の中で飼っているだけでなく、いろんなことを一緒に楽しむことができ、
その内容も幅広くなってきています。

犬を飼いたいと思った皆さんも、きっと、犬を飼ったらこんなことをしたい・・・
そんな想いが何かしらあるのではないでしょうか?

ここでは犬と一緒に楽しめることと、それにぴったりの犬種をご紹介していきたいと思います。


◎ドッグスポーツを楽しみたいならば・・・

一言でドッグスポーツといっても、種類はいろいろあります。

中でも代表的なのがアジリティとディスクでしょうか。
最近はフライボールも盛んになってきていますね。

これらのスポーツを楽しみたいのであれば、
やはり訓練性能と運動能力に優れた犬種が良いでしょう。

いろいろな大会で、もっとも活躍しているのは、やはりボーダー・コリーです。

訓練性能も運動能力も抜群で、牧羊犬としての仕事があまりない日本では、
ドッグスポーツをするための犬種といってもよいくらいではないでしょうか。

もちろんそれだけではありません。

他にもラブラドール・レトリーバーや、オーストラリアン・シェパードウェルシュ・コーギー
シェルティトイ・プードルパピヨンミニチュア・ダックスフンドなどもドッグスポーツに
向いている犬種のようで、とてもよく見かけます。


◎アウトドアを楽しみたいならば・・・

犬と一緒に山や海、川に出かけてキャンプ!・・・家族連れでも十分楽しめるイベントですよね。

どんな犬種であっても、家族と一緒であればきっと楽しいキャンプになることは間違いないですが、
山や水辺での暮らしにより向いている犬種と言うのも存在しています。

例えば、山歩きを一緒に楽しみたいのであれば、もともと鳥猟犬として作出された、
セッターポインターイングリッシュ・コッカー・スパニエルなどがお勧めです。

これらの犬と一緒に山に行ったら、きっと普段とは全然違う、活き活きとした姿を
見ることができることでしょう。

海や川など水辺に出かけるならば、ゴールデン・レトリーバーラブラドール・レトリーバー
フラット・コーデット・レトリーバーなどのレトリーバー系はいかがでしょう。

どの犬種も水に入るが大好きな犬たちです。
自ら水に飛び込み、楽しそうに泳いで見せてくれることは間違いありません。


◎いつも一緒にいたい・・・

ドッグカフェやお買い物など、いつもでも、どこに行くにも一緒に連れて行きたい
・・・犬を飼っている方なら、そう思っている人はとても多いのではないでしょうか。

でも現実にはなかなかそうはいかないものです。

それでも、少しでも一緒にいられる時間を増やし、どこにでも連れて行きたい
・・・そんな希望を叶えたいのであれば、やはり小型の愛玩犬が一番でしょう。

小さなキャリーバッグに入れて、気軽につれて歩くことができます。

体重の軽いチワワトイ・プードルポメラニアンマルチーズヨークシャー・テリア
パピヨンミニチュア・ピンシャーなどがおすすめです。


◎おしゃれを楽しみたいならば・・・

また素敵な洋服やアクセサリーを楽しみたいと言う方には、チワワミニチュア・シュナウザー
ミニチュア・ピンシャーイタリアン・グレーハウンドなども良いのではないでしょうか。
これらの犬種は、洋服やアクセサリーがとても似合います。

また、長毛のトリミング犬種ならば、いろいろなカットでおしゃれを楽しむことができます。

トイ・プードルマルチーズシーズーヨークシャー・テリアなどが代表的ですね。


◎番犬にしたいならば・・・

犬の仕事は番犬・・・今でもその考え方は、多くの人に定着されているようですね。
番犬として犬を迎えるのであれば、やはり縄張り意識や警戒心の強い犬種がよいでしょう。

柴犬などの日本犬やビーグルジャーマン・シェパード・ドッグドーベルマンロットワイラー
などがお勧めです。


◎いずれは多頭飼いをしたいと言う方には・・・

1頭目を迎え、生活が安定してくると、ついつい2頭目、3頭目が飼いたくなるものです。

もともと犬は群れで暮らす動物なので、多頭飼いに向かない犬種と言うのはあまりいません。

中でも多頭飼育しやすい犬種として、ラブラドールなどのレトリーバー系やダックスフンド
トイ・プードルチワワパピヨンなどがいます。

これらの犬種は、多頭飼いをしている方が非常に多いようです。


5.最後に・・・

様々なライフスタイルにあわせた犬種をご紹介していきましたが、ここでご紹介した犬種は、
あくまでもその傾向が強いという犬種全体の特徴を元にしています。

実際には、個体差があり、
吠えないと言われている犬種でも、中にはとてもよく吠える子がいることもあります。
おとなしいとして紹介した犬種でも、活発で元気いっぱいの子がいるかもしれません。

最終的に家族として迎える子を決めるときには、その子が育った環境や両親の性格、その時点で
わかる範囲でのその子の性格などを十分にヒアリングし、ご自分のライフスタイルや希望の子犬の
性質などをきちんとご相談の上、決めるようにしてください。

そのためには、生まれてからの様子をしっかりと観察し、子犬の性格などもきちんと把握できている
信頼できるブリーダーを選ぶことがとても重要だということも忘れないでください。


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